ここは 心を開き、ココロを癒す特別な場所
みっこへのお便りはこちら

母との散歩(認知症になった母)

こんにちは!みっこです

春だな〜🦋 暖かくてそれだけで癒されますぅ

今日は出かける用事がなかったのでAM母とお散歩に行ってきました。

傍からみたら親子仲睦ましい、絵になるような光景、

階段を下る時、手を繋ぎ降りる母と娘。

なんと素敵な親子関係なんだろう?
そう思うでしょうね、世間の方は

そう内側の世界はいつも他人にはわからないのだ。

『事実は小説より奇なり』とはよく言ったもんだ。

この言葉作った人、人間の事よくわかっているなって思う。

人間は生きていると表面切ってきれいごとではいられない。

だって自然界にだって陰陽、裏表、明暗と相反することがたくさんあって、
当然人間様にもそれは存在する。

今日も散歩をしながらそんなことを思っている自分に笑ってしまった。

母のゆっくりとした足取りに合わせて歩く。
短い距離だが30分近く歩く…

そしてその間の会話も宇宙人とのおしゃべりの時間だ

84歳の母の持つよくわからないエネルギー、じっとしていられないようなのだ。

だから雨の日はそのエネルギーを愚痴、悪口へと化すのである。

これ周りは結構しんどいのです

家中にあふれる陰の気、“誰か助けて〜″となる。

もうとっくにお分かりでしょうが、
母は認知症になってしまった(タイトルにも書いてありますね)のです。

若い頃、あんなに言っていたのに…

認知症にだけはならないでよ、
自分の心にある醜い部分も全部バレちゃうんだからね!

そして自分のことをいつまで経っても客観視できない母は
そのまま老人となり、いつも小さな世界の価値観で物事を決めつけ
そして自分の価値観に合わない人は否定してきた。

昔の人の教育、母の母=祖母にそう教育されたように…

祖母も母の姉も認知症になった。
共通点がある。

井の中の蛙

今は少し落ち着いているが、ここ2,3年前までは地獄のような毎日だった。

家庭はとっくに崩壊気味でしたが、
無関心家族としてそこにあり、
表面的、世間的には成り立っていたのではなかろうか?

その間に私は3度目の手術をし、
当時勤めていた会社をとある人の計らいで辞めさせられ、
しかも手術直前に事故に合い、
昔お世話になっていた先輩から宗教の勧誘に合い、
次から次へと問題勃発だったのである

ネガティブはネガティブを呼ぶことを
この身をもってリアル体験しました。

ホントに大変でしたよ。そしてこの時、人の無情も知りました。

まさかの坂を転げ落ちて再び這い上がる気力もなく、

そのまま谷底に生息して挙句

谷底もそれなりに悪くないじゃん
ってところまでいきました、精神的に!

でもそこまでいったら人ってやはり上がっていくのですよ。
これ別名【開き直り】とも言いますね。

すごーく辛かった時、

日記をつけるようになり、書くっていう作業が
少しでも人の気持ちを軽くするものだということを初めて知りました。

親に対しては複雑な感情を抱えたまま生きてきて
色んな事がありすぎる中の母の認知症、

人生って大変、ほんとにいろんなことがあって…

そんな中での今日の穏やかなお散歩

この感じがずっと続けばいいのに・・・

タイトルとURLをコピーしました