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家族が認知症になってしまった時に大切な事

今日は久しぶりに晴れて「先勝」という日取りもあり、

午前中に母と車でご縁のある神社へと参拝に行ってきました。🚙

朝から寒い外気の中、結構参拝する方が多く神社⛩も活気に溢れていました。

 

神様にはお願いよりも

感謝を伝えた方がいいという話を聞いた事があったのですが、

ここ数年いろんな事があり過ぎて

まさにここ1,2年結構神頼みをしている事に

今年になって改めて気付いた次第でございます。

 

この神社にはつらい時、悲しい時、半泣き状態で一人でよく来ていたんです。

そして毎回必死になってお願い事をしていました。
まさに辛い時の神頼み。

 

新年になってから近くの神社⛩にもお参りに行ったのですが、

不思議なものでその時は

お願いするよりも心の中で感謝を多く述べている自分に気付きました。

それ程に今の私の心が穏やかになってきた証だと
ホっとした瞬間でもありました。

 

今日もこうして母と神社⛩にお参りに行けたこと自然と手が合わさります。

(ここでプチ情報)
神社には日頃の感謝を述べに行き、
寺院・仏閣等に行かれる際にはお願い事をすると効き目があると聞いています。

 

今日は本当に良かった…

 

昨年2022/12/22の冬至から

自分をどんどん開示(アウトプット)していくのを決めて

このブログにおいていろんな事をお話させていただいているのですが、

今日は母と参拝にも行けたことですし、

これを機に認知症のことについてお話しようと思います。

 

人間って変わっていく…日々…

年齢を重ねるって人間のいろんな部分を見る事になるんだナって思います。

それは自分の事も含めてね…

 

思えば一昨年の年末から我が家は嵐のようでした。

家庭内の膿が一気に噴火🌋したような案件がいくつも沸き上がってきて、

この家もこの家族もそして時代ももはや終わりだナって思っていました。

 

中でもおかしいナって思いながら見て見ぬふりをしていた母の言動。

母は自分の意識の中では若いままの状態なので
外出して人と接する時はシャンっとなるのです。

そう傍から見たら認知症?嘘でしょう!っていう感じ。

でも毎日一緒に過ごしている家族は
確実にその違和感をタップリと感じ、実際悩んでいたりするのです…

うちの場合はここに母の姉妹が微妙に加担してきて

家の中がさらに悪化するという事態に見舞われました。
(姉妹と言っても一人の方でしたが…)

 

誰も家の中の本当の様子をわかる人はいません。

余程仲のいい友人には話したりする場合もありますが、

それでも人は自分が体験していないことは理解できません…

いくら仲のいい人でも血の繋がった親戚でも

自分で経験したことのない出来事は

言葉選びを慎重にすべきだなって本当に感じました。
そして必要以上に首を突っ込まないこと。これすごく大事な事ですよ!
(関係者は深く傷付く事も沢山あるから…)

私の母との体験を通して、

もし今現在、認知症の親との接し方について深く悩まれている方の
一助となれば幸いだと思いこのブログを書いています。

 

人にはプライドってものが、あります。

これがとても高い人、低い人いろんなタイプがあると思いますが、
私の母は隠れ高い人でそれを心の奥の方にしっかりと持っていたのです。

これは悪いという事ではなくて
このプライドがあるからこそ気をしっかり持てている(元気)とも言えます。

 

どんな親でも親としてのプライドを持っています。

まずそこを尊重してあげること。

認知症の人の言動は普通で考えたら到底可笑しな事ばかり…

同じ事を繰り返し聞いてきたり、突拍子もない行動も起こしたりします。

 

ここで非常に大切なことは❓

何をしても絶対怒らないっていう事がとても大切です。

自分が疲れている時にはついイライラしがちかも知れませんが、
ここで自分が怒りの気を放出すると事態は増々悪化していきます

多少イライラしたとしても本人にはその姿を決して見せないでください

そして本人がやっていることを否定しないことです
おかしな事をするかもしれません。

でも何も知らない子供と同じなんだと思って注意はしない方がベストです

本人がいない時に起こした出来事の修正をしていけばいいと思います。

 

これを今普通に書いている私自身も本当に頭がおかしくなりそう~発狂しそう~
って思っていました。

でも丁度その時の私の状態(病気)を通してある意味開き直りました。

もうどうにでもなれ‼まさにお手上げ
(宇宙にサレンダー状態

それが逆に良かったように感じます。

 

真面目に受け止め過ぎない、テキトーでいいんです。

このゆるい気持ちが自分をとてもラクにしてくれます

優しい人ほど完璧に何かをしようと思ったり、
自分を犠牲にして疲れ果ててしまいがちですが、

このような状態においてもあなたは自分を最優先してください。

認知症の人と接する時、介護する際には、
ベースに愛を持っていれば当事者はもうそれで充分に何かを感じ取っています。

 

無理しないようにい・い・か・げ・んでいい
そんな気持ちで介護していきましょう。

 

皆さんそれぞれのタイプやケースがあるとは思いますが、
私が実際経験・体験を通してとても大切に感じている事はこの2点です。

① 何をしても絶体怒らない
② プライドを傷付けない

当事者に関わる際にはこれを肝に銘じて接してみてください。

お互いの関係性が嘘のように穏やかになっていきますし、
可笑しな言動までもが何だか愛おしくなってきたりもします。

年齢を重ねていくという事は

自分にもその可能性があるんだっていうことも頭に入れながら、
自分も大切にして
ベースに愛を持って
いい加減に付き合っていきましょう。

これは自分自身にも言っています。

私の経験を通して
認知症の人を介護している方々の少しでもお役に立てれば幸いです。

大丈夫
どんな事も日々成長

いつだって私たちは捉え方ひとつで HAPPY になれるんです

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